「オカドラ新油化装置」は石油化学製品廃棄物を油と可燃ガス、そして炭化品とに分解させるもので、基本的には供給ホッパー、熱分解機、熱風発生炉、触媒蒸留器から成り立っています。 このため、熟練した技術や高度な専門知識はいらず操作が容易です。
「オカドラ新油化装置」はこれまで油化が不可能とされていた廃車・廃家電シュレッダーダストをはじめ、廃プラ、発砲スチロール、廃タイヤ、また、それらの混合物、廃油(廃潤滑油)等、石油化学製品ならほとんどのものが適応できます。
溶解油はさらに気化ガスとなり、触媒蒸留器に導かれ分解反応し、蒸留油と非凝縮性ガス(プロパンガス等)に分留されます。非凝縮性ガスは熱風発生炉に送られ、装置の燃料として利用されます。また、熱分解機内に残る炭化品は自動的に排出され、燃料等のリサイクル品として再利用できます。
廃石化製品に含まれる塩素は、熱分解時に触媒により生成が抑制されるため、HCL(塩酸)は全くなくなり、中性の蒸留油が生成されます。蒸留油は、最終的に固形分等が除去され精製油となります。
まず、原料となる廃棄物が供給ホッパーから自動的に熱分解機に送りこまれます。熱分解機の外周ジャケットは600〜700℃に加熱されており、熱分解機内部の特殊な羽根(世界特許)が回転することにより、廃棄物は加熱面に薄膜接触することで急激に加熱され溶解油となります。
また、多少の土砂や木材、生ゴミなどの有機物が混入していても熱分解及び触媒蒸留には問題がないのが大きな特徴です。但し、この場合には遠心分離機等のオプションが必要になることもあります。
「オカドラ新油化装置」で油化及び精製された油は非常に上質な成分となり、ディーゼルエンジンに使用出来るものもあり、最低でもA重油に優る品質を持っています。